目覚まし時計の電池切れ(いちご18歳0ヶ月・みるく16歳0ヶ月)

目が覚めたら8時だった。
え?
8時???
目覚まし時計を見たら5時半でとまっていた。
えええええええ???
よりによって眠っている間に目覚まし時計の電池が切れるとは。
なんてことだ。
大慌てでみるくを起こしに部屋へ行くとベッドは空だった。
おや?自力で起きて登校したのかしら?と一瞬思いかけたが、みるくに限ってそれはあるまい。
昨夜のままリビングで寝ているのかと見に行くとリビングにもいない。
しかし玄関にはみるくの靴がある。
はて?
まさかと思ってこたつの中をのぞくと案の定みるくがぐーすか眠っていた。
たたき起こしてシャワーをあびさせて駅まで送る。
2時限目には間に合うだろうか。
せっかく最近は遅刻せずに登校するようになったのに大失態である。
はー・・・。
大きなため息をついたら「幸せが逃げるよ」といちごに言われた。
きっと今日の占いは12位だったに違いない。
そう思って確認してみたら意外なことに5位だった。
やはり占いはあてにならない。
「みるくの占い順位が悪かったのかもしれないよ」といちご。
なるほど。