かがみの孤城(いちご高3・みるく高1)

今日は友人主催のワークショップに参加。
マルカンをチェーンのようにつなげていく手法を教えていただいた。
久しぶりの手作業は楽しい。
帰宅後に『神様ゲーム』を(確認したいことがあって)再読していたら表紙の絵を見たいちごが「なにそれ。超こわいんだけど。」と言う。
確かに不気味な絵だよね。
ジュブナイルの分類のわりに、けっこう残酷でラストが衝撃的なため嫌な意味で忘れられない作品のひとつだ。
久しぶりに再読したがやはり納得がいかないところは納得がいかないままだった。
まあ麻耶先生の作品だからしょうがないか。
ということにしておこう。
いちごが「おもしろいの?」と聞く。
おもしろくないわけではないけれども、いちごが好きな作品でないことは確かだ。
なにしろいちごは「ハッピーエンドが好きすぎて、それ以外は受け付けない」のだ。
ハッピーエンドが好きなのは分かるし私もそうだけれど、それ以外にも良い作品は多いですよ。
本は偏食せずにいろいろためしてみてくださいな。
神様ゲーム』の次に『かがみの孤城』の続きを読み始めた私を見て「お。みーさんだ。」といちごが言う。
いちごは辻村深月さんのことをみーさんと呼ぶ。
こちらは文句なくおもしろかった。
思わず二度読み。
いちごに「これは良かったよ。いちごも間違いなく好きだと思う。受験が終わったら読むといいよ。」と言うと「さすがはみーさんだね」と嬉しそう。
数ヶ月後にいちごが晴れやかな気持ちでこの本を読めますように。