朝読書(いちご12歳6ヶ月・みるく10歳7ヶ月)

いちごの中学校には朝読書の時間がある。
「読むのに5時間くらいはかかる本を持ってくるようにって言われた」
「ママ、5時間かかる本ってどれかな?」といちご。
いちごはゆっくり小説を読むから、どの本を読んでも5時間くらいかかるんじゃない?
だからどれを持って行っても大丈夫だよ。
分厚い本がよいなら『はてしない物語』にしたら?
はてしない物語』は重いから読み終わるまで学校に置いておけばいいよ。
「えー。でも毎日持って帰って続きを家で読みたいなあ」といちごは言う。
学校と家でそれぞれ別の本を並行して読めばいいじゃない。
「そうすると混乱して分からなくなっちゃうよ」といちご。
大丈夫。
ママは2〜3冊並行して本を読むことが多いけど、意外と混乱しないものだよ。
「うーん・・・」と悩むいちご。
結局いちごは「重い」と言いつつも毎日本を持って帰ってきていたが、
さすがに数日後には疲れてもう少し軽い本に変更することにしたようだ。
謎解きはディナーのあとで2』が図書館から届いた日はさっそくそれを持って登校し、二日で読破。
いちごにしては驚異的な速さだ。
知っている内容だったから読みやすかったのかな?
「次は『プラチナデータ』を読みたい」といちごは言うが、『プラチナデータ』は今みるくが学校へ持って行っている。
みるくが読み終わるまで少し待っていておくれ。
かわりに『本からはじまる物語』を渡したら気に入ったようだ。
朝読書の時間があるのはよいことだ。
次は何をすすめてみようかな。