俳句と発掘(いちご8歳7ヶ月・みるく6歳7ヶ月)

一茶の俳句が終了したみるくは芭蕉の俳句の暗唱を開始。
こちらは全部で62句。
簡単な単語が使われていて分かりやすい一茶の俳句に比べ、芭蕉の俳句は言葉が難しいので読みづらいようだ。
それに加えてもうひとつ。
茶の本明朝体で書かれていたのだが芭蕉の方は味のある独特な文字で書かれている。
みるくは「字がふにゃふにゃしてるからよみにくい〜」と言う。
確かに。
芭蕉の俳句を20読んだあとでみるくが「ふにゃふにゃの 芭蕉の俳句 おぼえけり」と言った。
自分が思ったことを即興で七五調にしたのだ。
ちゃんとむすびが「〜けり」になっているところがすごい。
そして笑える。
センスがいいぞ、みるく。すばらしい。
パパと私が(大笑いしながら)みるくを褒めたのでいちごが「いちごも俳句つくる!」と紙を持ってきた。
いちごが即興で詠んだ俳句はこちら。
「おだやかな 春の野原で おどりけり」
いちごらしいかわいい俳句である。
ちゃんと季語も入れてある。
ブラボー、二人とも。
いちごが「もっとたくさんつくる」というので一冊ずつ白紙のノートを与えた。
いちごはさっそく表紙に「はいくノート」と書いてさきほどの俳句を記入。
野原でおどっている女の子の絵も描いた。
二人がこれからどんな俳句をつくっていくのか楽しみだ。
夕食後、昨日買ったキットで恐竜の発掘を開始。
土のブロックをノミで掘っていく。
みるくが掘っていちごがブラシで土をはらう。
少しずつ骨が見えてくる。
そのたびに「ママ!頭がでてきたよ!」
「しっぽがでたよ!」
「全体が見えてきたよ!」
と、お呼びがかかる。
かなり楽しそうである。
最後に骨がうめこまれた石ごと取り出して終了。
所用時間は20分ほどだっただろうか。
掘っている間、いちごもみるくも大はしゃぎであった。
終了後、箱を見ながら「あと3種類あるんだって!全部やりたい!」ともりあがるいちごとみるく。
楽しかったようでなにより。
お小遣いをためてまた買ってくれたまへ。