みるくのキャンプ計画(いちご中1・みるく小5)

みるくが「ゴールデンウィークに少し自給自足のキャンプに行きたい」と言う。
「ぼく、いいキャンプを思いついたの。
きいてくれる?
まず行くのは川沿いね。
でもテントは川のすぐそばにはっちゃだめなの。
ちょっと離れたところじゃないとね。
火をおこすのは大変だからマッチかライター使っていいんだけど、葉っぱ燃やすでしょ?
で、川で魚をつるわけ。
その魚を串で刺して火で焼いて塩つけて食べるの。
もうひとつの火では飯ごう炊さん。
どう?
キャンプ場探して計画たててみるね!」と熱く語るみるく。
「えーと。神奈川県のキャンプ場・・・」と検索をはじめるみるくになぜ神奈川なのか聞いてみた。
遠くない?
「え?もっと近い方がいい?埼玉とか?」
わざわざ他県にいかなくても東京都内でもよいのでは?
キャンプサイトを検索しながら特徴を読み上げていくみるく。
みるく:「おー。ここいいよ。ごさえもんぶろがあるんだって。」
いちご:「いえもんじゃないの?」
私:「ごえもんです。」
みるく:「パパ、連れて行ってくれるかなー。」
いちご:「え?青森や岩手に行く計画は?」
そういえばパパは東北に行きたがっていたっけ。
わんこそばと盛岡冷麺は食べてみたいけれど、遠出は高くつくからねえ。
近場でキャンプくらいが妥当かな。
みるくよ、得意のプレゼンでがんばってパパを説得しておくれ。