「学校行きたくない」(いちご小6・みるく小4)

みるくが学校から帰るなり「学校行きたくない」と言い出した。
「いっつも仲間はずれにされるから」だという。
現在みるくの班は四人なのだが、そのうちの二人がみるくにいろいろ言ってくるのだそうな。
そして班で行動する際に仲間に入れてくれないのだという。
本人達に直接言ってみたのか聞いたところ「言ったけど『みるくがやだから』って・・・」と言いながらみるくはぽろりと涙をこぼした。
あらら。
自分を嫌っている相手と仲良くしろとは言えないけれど、どんな相手ともうまく距離を置きつつやり過ごしていく処世術を身につけていくことは必要だ。
班が一緒でなければ関わらないようにするという選択肢もあるが現状そうもいかない。
みるくは先生にも相談してみたらしいのだが「話し合う?」と聞かれたときに「いいです」と断ってしまったらしい。
「だって(先生に)迷惑かけたくなかったし、そういうことしたら余計意地悪されそうだし」とみるくは言う。
なるほど。
気持ちは分かる。
でも「学校に行きたくない」というほどつらいならこのままにしておくわけにもいくまい。
一度断ってしまった手前、言いにくいとは思うけれどもう一度先生にお願いして班で話し合う場をつくってもらおう。
話し合ってみたら意外となんでもないことが原因かもしれないよ。