いちご作ケーキ屋(いちご9歳4ヶ月・みるく7歳4ヶ月)

三年生の図工の時間。
クラス全員で「街」を作成。
いちごがつくったのはケーキ屋さん。
大きい箱を使ったので文字通りの大作となった。
ケーキ屋を持って帰ってきたいちごは「まだイスが2個できあがってないんだ」と工作開始。
ついでに小さいお人形をイスに座らせてみる。
うん。かわいい。
アイスの空き容器とペットボトルキャップに布を貼ってつくったテーブルとイスもステキだが、特筆すべきはスポンジでつくった三段ケーキ。
カットしてから貼り付けたわけではなくかたまりの状態からハサミで三段ケーキを切り出したというからすばらしい。
器用だ。
みるくが「すごいね」と見ているといちごが「みるくも三年生になったらつくるよ」と言う。
「みるくは何つくるの?」といちごが聞くと「うーん」と考え込むみるく。
「文房具屋にしようかなー。天井から鉛筆がたくさんぶらさがってるの。」とみるくが続ける。
ほう。
それはおもしろそうだ。
じゃあチビ鉛筆は捨てずに集めておかないとね。