夕立(いちご6歳7ヶ月・みるく4歳8ヶ月)

今日の公文は個人面談のため教室自体がお休み。
こんな日は思いっきりお友達と公園で遊ぼう!
サッカーボールを抱えて公園へ行くとはなちゃん(仮名)姉弟がきていた。
さっそくはなちゃんと遊びはじめるいちご。
みるくは私とサッカーボールで遊ぶ。
今日は思いっきり公園で遊べるね〜なんて言っていたら雷の音がきこえてきた。
あわてて帰宅すると5分ほどして雷鳴とともに夕立がやってきた。
ざばざばざばーと窓に雨がたたきつけられている。
雨が降る前に家に帰れてよかった〜。
すごい夕立だね、と私が言うとみるくが「夕立ってなに?」と聞いてきた。
こんなふうにいきなり夕方降り出す雨のことだよ。
「ゆうだちの『だち』って雨って意味なの?」とみるくが聞く。
なるほど。夕方に降る雨だと言われたら『だち』の部分は雨だと思うよね。
言われてみるとどうして「立」なのかしら。
疑問に思ったので「夕立」の意味について調べてみた。
夕方に立ち上る雲によってもたらされるからとか、夕方に降りやすいからとか、降る時に夕方のように暗くなるからとか諸説あるようだ。
「夕立」は当て字であり夕方降る雨という意味ではないという説もあった。
語源は「彌降り立つ(いやふりたつ)雨」
急な雷雨、激しい雷雨のことを「彌降り立つ(いやふりたつ)雨」といい、この語が省略されて「やふたつ」になり「ゆふだち」になったという。
一応この説をみるくに説明してみたがぴんとこなかったようだ。
ちょっと分かりにくいよね。
なんにせよ「夕立」は夏だけの季語である。
この時期しかない「夕立」をじっくりと味わうことにしよう。
家の中から、だけどね。