バレエ教室見学(いちご6歳3ヶ月・みるく4歳4ヶ月)

2年くらい前にいちごが「バレエがしたい」と言い出した。
当時、資金的余裕も時間的余裕もなかったので彼女の希望は黙殺された。
まあそのうち忘れるだろうとたかをくくっていたのだが忘れたように見えて時々ふとバレエの話が浮上する。
最初はチュチュが着たいだけなのだろうと思っていたのだがそれだけではなくいちごは基本的にダンスが好きなようだ。
曲にあわせて自分でダンスをつくってよく踊っている。
そこまでやりたいのなら、ということで本気で教室を探すことにした。
とりあえず家の近くの教室から見学。
バレエ教室にしてはめずらしく融通のきくフレンドリーな教室があったので行ってみた。
しかも見学だけではなく体験もさせていただけるという。
先生はレオタードとシューズを貸してくださるとおっしゃったのだがいちごが借りたのはシューズのみ。
てっきりピンクを着たがるだろうと思ったのに意外であった。
かわいらしいバレエレオタードを着ている子どもたちの中で一人ジーンズ姿のいちご。
意外とまわりを気にしなくなったんだなーとちょっと感心。
逆に借りて着るのが恥ずかしかっただけかも?
みるくにも一緒にしないかと聞いてみたが興味がないようで教室のすみでごろごろと転がっていた。
いちごは先生やお友達のポーズをよく見て一生懸命まねしていた。
かなり真剣である。
体験レッスン後、うれしそうに戻ってきたいちごは「来週はピンクの着る!」と言い出した。
うんうん。やっぱり着たいよね。かわいいもんね。
帰宅後ゆっくり感想を聞いてみた。
まずバレエをするのは楽しいし習いたいらしい。
「でもバレエっぽくなかった。なんかちがう。」といちごは言う。
確かに今日の教室はラフなかんじであった。
バーレッスンでもきっちり手や足の形をなおしてくれるわけではなく子どもたちは見よう見まねでそれぞれ適当にポーズをとっていた。
先生がいろいろ融通をきかせてくださる方なので親としてはラクなのだが、せっかく習うのならばきちんと基礎から教えて下さるところを探したい。
いちご本人も「もっとぴしっとしたところがいい」という。
意味を本当に分かって言っているのかどうかは不明であるがその心意気はすばらしい。
じゃあ来週もいろいろ見に行ってみようね。
良い教室が見つかるといいね。