みるくのポケット(いちご6歳3ヶ月・みるく4歳4ヶ月)

先日の雪の影響でいまだに道路がところどころ凍っている。
みるくはわざわざ氷の上を選んで歩く。
その気持ちは分からないでもない。
つるつる滑るのでスケート気分で楽しいのだろう。
いちごも氷の上を歩きたがるが滑らないように充分気をつけているので転ぶことはない。
みるくの場合は凍ってない道でもよく転ぶのだから凍っている道で転ばないわけがない。
今日も滑ってしりもちをついた。
凍っているだけなら滑ってもそれほど被害はないのだが、溶けかけて水たまりができているところで転んだのでコートはびしょぬれ泥だらけ。
家に帰ってコートを洗おうとしてびっくり。
ポケットの中に土やら粉々になった葉っぱやら木の実やらがいろいろ入っていたのだ。
細かく粉砕された葉っぱはふかふかとしていていますぐカブトムシが飼えそうなポケットだ。
なんでポケットの中にこんなものを入れるのかなー。
男の子ってまったく。
虫や虫の卵が入っていないだけマシなのかしら?
なんにせよ洗濯機に入れる前に気づいてよかった。
話はかわってお風呂あがり。
「ここかゆい」といいながらみるくが足にできているかさぶたをひっかいて血を流した。
絆創膏をはろうと準備をしている私の目の前でさらに傷口にツメをたてるみるく。
まてまてー。
ばい菌が入るってば。
必死でとめる私に「だってかゆいんだもん」とこともなげに言うみるく。
おそろしいヤツめ。