カラスのパンやさん(いちご6歳3ヶ月みるく4歳4ヶ月)

木曜日はピアノの日なのだが先生の息子さんが風邪のためお休み。
今週は習い事全滅だなあ。
みるくも元気になってきたことだしプールへ連れて行こうかと思ったが本人に拒否された。
いちごは「プールいきたい!」と言ったのだが泳がないのならみるくを人混みに連れて行くことは避けたい。
なにしろまだハナタレ小僧なのだ。(咳も少々あり)
プールが大好きなみるくが行きたくないというのだからまだ体が本調子ではないのだろう。
プールはあきらめて郵便局へ。
待っている間いちごが選んだ絵本は「カラスのパンやさん」
文章がわりと多い本なのだがいちごは「これ、幼稚園で読んだことある!」と一人で音読をはじめた。
いちごの音読はゆっくりだ。
あまり早くは読めない。
でもそれでいいと思う。
いちごは何をするのもゆっくりだが丁寧だ。
それは欠点でもあるが同時に美点でもあるだろう。
「カラスのパンやさん」は最後の方にパンがたくさん載っているページがある。
ここがすごく楽しい。
いちごみるくと3人でどのパンが好きかいろいろ選んでいるうちにいちごが「いちごも このパンつくりたい!」と言い出した。
それでは、と、家に帰ってはちみつパンを焼く。
成形は全ていちごとみるくにまかせてみた。
みるくがつくったパンは全て顔の形。
「これはママね。これがみるく。これがいちご。これがパパ。」と並べていく。
いちごは「これはアイロンパンね。これはホットドックパン。それからくまとミッキー。あと雪だるま。」と多種多様。
それをみていたみるくが「じゃあこれ骨ねー」と骨の形のパンをつくった。
いろんなパンができあがって楽しい。
焼けるのを待っている間かるた遊び。
おさかなかるたで遊んでいたらいちごが「あ。サビウツボだ。サビウツボっておなかの中にワサビがたくさん入っているんでしょ?」と言う。
ワサビは入っていないと思うよ。
「でもほら。サビウツボのサビはワサビのサビでしょ!ほら!」とサビの文字を指さして強く主張するいちご。
サビはサビでもワサビのサビとは違うのだよ。
でもその発想はなかなかおもしろくてよいね。
そうこうしているうちにパンが焼けた。
久しぶりに焼いた成形パンはほんのり甘くてとてもおいしかった。