いとこのHくん(いちご6歳2ヶ月・みるく4歳3ヶ月)

いちごとみるくのいとこ、Hくんは現在1歳と11か月。
1月のおわりに2歳になる。
いちごにとってのHくんは「あかちゃん」。
Hくんが何をしていても「かわいーかわいー」と頭をなでる。
折りかけの折り紙をぐしゃぐしゃにされても怒ったり泣いたりせずに「しないでね」と優しく注意できる。
年齢差が5歳あると平和である。
みるくにとってのHくんの位置づけは微妙。
Hくんがみるくのレゴを壊すとみるくは私のところにきて「Hくんがこわしちゃったのー」と訴える。
1歳児相手に直接怒ることはできず、でも壊されたことは悲しいので私のところになぐさめてもらいにきた、というところだろう。
年齢差が3歳でもそこそこ平和である。
いちごはHくんのことをとてもかわいがっているのだがHくんがついてまわるのはじいじとみるく。
同性で年齢が近いから気になるのだろうか。
そんなHくんを見ていたいちごが寂しげに「Hくんはいちごよりじいじが好きなのね」とつぶやいた。
そりゃあ一番面倒を見てくれる人になつくのは当然だよ。
でもきっとHくんはいちごのこともみるくのことも好きだと思うよ。
・・・と軽くフォローしてみたがいちごは少ししょげ気味であった。
夜はタイしゃぶ。
タイは国名ではなく魚の名前の方である。
一度食べてみたかったのだ。
あっさりしていておいしい。
たらふく食べたあとでHくんママの実家でさらにご馳走になる。
いろりで焼いた猪の肉はなかなか美味であった。
いちごとみるくも「おいしー」とばくばく。
ボールプールでさんざん遊びまくったいちごとみるくに帰ることを告げるとみるくが「えー。もっとお肉食べたかったー。」とつぶやいた。
その横で「え?あるよ。」といちごがみるくにビニール袋を見せる。
いつのまにかお土産にお肉をいただいていたらしい。
ありがとうございました。
でもきっといろりで焼かないとあの味は出ないんだろうな。