ウブド行き(いちご4歳8ヶ月・みるく2歳9ヶ月)

今日はウブドのギャラリーを見に行く。
ヌサドゥアからウブドまでは車で1時間ちょっと。
みっちゃん・あーちゃん親子に連れて行ってもらうのだ。
乾期だというのに小雨がぱらつく天気の中ひたすらウブドへ向かう。
いちごは車の中でずっとひとつのお話をくりかえしていた。
「みるく、This is a cupcake. Into the water・・・ Splash!」
いったいなんのお話なのだろうか。
いちごに聞いてみると「カップケーキとブドウのお話なの」だという。
あーちゃんの影響でいちごはバリにきてから英語で話す頻度が高まった。
よしよし。いいかんじだ。
ウブドではまずプリ・ルキサンアートミュージアムへ。
プリ・ルキサンとはインドネシア語で「優れた芸術の宮殿」という意味だそうだ。
美しい庭に面した展示館内では1930年代以降のバリ人画家の絵を見ることができる。
マハーバーラタラーマーヤナを題材にした絵が多く全体的に暗めで少し怖い。
案の定いちごは「ここ怖い」と言って絵をみようとしなかった。
美術館には広いお庭がありいろんな花が咲いていた。
なかでもいちごとみるくが一番気に入ったのは白いプルメリアの花。
甘い香りのする可憐な花だ。
白い花びらの中央部分がうっすらと黄色い。
シーズンなのかそこらじゅうで咲いている。
いちごとみるくは落ちているプルメリアの花をたくさん拾ってうれしそうに持ち帰った。
ランチはロータスカフェで。
テラスから蓮の花が咲いている池ごしに寺院を眺めることができる。すばらしい。
昼食後ギャラリーめぐり。
花鳥風月の絵を2点とバロン(神様)の絵を1点購入。
カエルをモチーフにした緻密な絵がすばらしくパパも私も惹かれていたのだがあまりに高くて断念。
小物やバティックなどもいろいろ見て回っていたらあっというまに時間がたってしまった。
渋滞をさけるために4時ごろウブドを出発。
子供たちは車の中で爆睡。
夕食はホテル内の日本食レストラン弁慶へ。
いちごが「うどんが食べたい!」と強く主張したからだ。
お寿司もうどんも全てがおいしかった。満足。
部屋への帰り道いちごがカエルを発見。
みるくはカエルをさわることができたがいちごはさわろうとしなかった。
カエルくらいつかまえられるようになっておくれ。