雪（いちご4歳3ヶ月・みるく2歳3ヶ月）

朝起きると雪が降っていた。
今年初めて見る雪だ。
いちごもみるくも窓越しに外を見て「ゆき！ゆき！」と喜んでいる。
雪の中を少しお散歩しようと外に出たが寒いせいかいちごがすぐに「もうおうち帰る」と言い出した。
雪というよりもみぞれになりかけていたので帰ろうとするとみるくが抵抗。
もっと外にいたいらしく暴れる暴れる。
パパに抱っこされながら「いや〜！」と泣きながら足をバタバタゆらして逃げようとする。
家に帰ってもしばらく怒って泣いていたが絵本を見せたら機嫌がなおった。
「みほといのはなぼうず」を読んだら突然みるくがでんぐりがえしをはじめた。
みほといのはなぼうずがくるくると宙返りして踊っているページを開いてはまねしてでんぐりがえしをする。
おもしろい。
いちごは紙を手に持って「アバレンジャーつくるからのりとはさみ下さい」と言う。
のりとはさみを渡すと何やら工作をはじめた。
しばらくすると「できたよー！」と台形っぽいものを持ってきた。
「アバレンジャーのナイフなの」という。ナイフには見えないけれどそうなのね。
「ママ、もう少ししたら鬼がくるから教えてね。いちごがこのナイフでやっつけてあげるからね。」という。
「アバアバアバアバアバレンジャー♪」と見たこともないのに番組の主題歌を歌う。
幼稚園で覚えてきたのだろう。
友達の影響ってすごいなあ。
鬼がきたという設定でいちごとみるくは鬼退治。
ナイフを使って「えいっ！」とやっつけたあとは船に乗って海を行く。
アバレンジャーというよりは桃太郎だね。