ハイ、チーズ(いちご2歳7ヶ月・みるく8ヶ月)

いちごがカメラを持って写真を撮るふりをする。
「ママー、こっちむいてー。はい、チーズ。」
そしてそのあと必ず「はい」と写真をくれるマネをする。
どうやら先日といざらすでポラロイド写真をもらった時のことを覚えているようだ。
彼女にとっては、写真を撮ったらポラを渡すまでの動作がセットになっているらしい。

午前中、私が荷造りをしている間、いちごは母と公園まで散歩に出かけた。
公園まで歩き、遊び、そしてまた歩いて家まで戻ってきたという。
以前は、帰りは必ず「抱っこ〜」と言って歩こうとしなかった距離である。
体力がついたものだ。
この前までは平気だった滑り台に怖くてのぼれなかったそうだ。
怖いもの知らずだった時期から、怖さが分かる時期になったのだ。
こういう変化も興味深い。
また今度のぼれるようになるのはいつごろだろうか。

お昼ご飯を食べてから大阪に戻る。
友人の結婚式で東京へ行っていたパパが帰ってくる日なので
それにあわせて大阪に戻り、駅まで迎えに行く。
いちごは久しぶりにパパに会えてご機嫌ではしゃいでいる。
みるくはハイハイしまくりである。ごっつん対策をせねば。
とりあえずフローリングの上のラグの上にさらに布団を敷いてみた。
いちごがいつもみるくを押し倒すのでフローリングのままでは痛すぎる。
夜、雷が鳴りだした。雨は降っていない。
ゴロゴロピカピカしている。
みるくをいじめているいちごにむかって、
「弟をいじめる子はかみなりさんがやってきておへそをとっちゃうぞ〜」というと怖がっていた。
いちごは雷を以前も見たことがあり、その時は怖がっていなかった。
今回の雷は長い時間ゴロピカしているからだろうか。ちょっと怖かったようだ。
しばらく雷が鳴ったあと、ザーっとものすごい音がした。
雨が降り始めたのかな?と思ったら雹だった。びっくりした。
いちごとみるくにとっては生まれて初めてのヒョウである。
ベランダに落ちている氷のかたまりをひろっていちごに見せる。
いちごは不思議そうに見ていた。まんまるいキレイな氷である。
雹があたった車の防犯装置が作動してピロピロと鳴っていた。