とっぴんぱらり(いちご大3・みるく大1)

突然いちごが「とっぴんぱらりって飽きた?」と聞いてきたので一瞬意味が分からなかった。
私が理解しなかったことを悟ったいちごが「とっぴんぱらりって秋田だけ?」と聞き直したので分かった。
「飽きた」ではなく「秋田」か。
「とっぴんぱらりを使うのは秋田だけなのかって驚いてた人がいたから」といちご。
ふむ。
方言かどうかは考えたことがなかった。
そもそも私が知っているのはとっぴんぱらりのぷぅだ。
めでたしめでたしのような昔話の締め言葉だろうと解釈している。
あとはどっとはらいくらいしか知らないけれど地域性があるものだと言われればそうなんだろうな。
どっとはらいも聞いたことがない」といちごは言う。
聞いたことがあるというよりは、何かのお話を読んだ時にラストに書いてあったのを見たことがあるだけだ。
おそらく作者が意図的にそれで締めたのだろう。
誰のなんという小説に出てきたのかは思い出せないけれど。

調べてみたらとっぴんぱらりは秋田でどっとはらいは青森、山形ではとっぴんからりんらしい。
地域性とその由来を調べてみるのもおもしろそうだ。