都立高校説明会(いちご13歳9ヶ月・みるく11歳9ヶ月)

なるべく安静にということなので、みるくには家でじっとして欲しいところだが、塾へは行かねばならない。
日曜特訓があと二回分残っているからだ。
運良くパパが家にいてくれたので、みるくの車送迎をお願いしていちごと私は都立高校の説明会へ。
塾が主催して開いて下さるもので、都立10校の先生方のお話が聞けるというありがたい説明会だ。
ただし、実際に拝聴できるのはその半分。
なぜなら会場が二つに分かれているからだ。
半分がわりと上位の進学校で残りがほどほどの都立高、という区分だろうか。
学校についての知識があまりないのではっきりとは分からないが。
いちごにどちらの話を聞きたいかたずねると、「難しくない方」と答えた。
せっかくなら難しい方を聞いてみない?と聞いた私にいちごは「上位校に無理して入って一番下にいるよりもそこそこの学校に入って上位をキープする方がいいと思う。」と、意外と戦略的な回答をした。
それは一理ある。
それでは別々に話を聞いてあとで情報交換をしようではないか。
しっかりお話を聞いてメモをとってね、といちごに伝えて私は別会場へ。
上位校のお話はエネルギーにあふれていた。
勉強はとにかく大変だが、イベントや部活にも力を入れており、確実に充実した高校生活が送れるという。
そして当然目指すのは国立難関大。
生徒達は忙しい日々を高い志とそのエネルギーで乗り越えて行くのだそうな。
「逆に言えばそのエネルギーについてこれないお子さん向けではありません」とはっきりおっしゃるあたりが小気味良い。
いちごはそういうタイプではないなあ、たぶん…とは思いつつも、一生懸命取り組むのは好きな子だからなんとかその気になってくれないかな…とも思う。
説明会後、いちごと合流して情報交換。
いちごが気になったのは制服のスカートの長さだという。
そこかい。
「だって長い方がいいよ。こことか短すぎるでしょ。」とパンフレットの写真を指差すいちご。
君は本当に今時の女子中学生かい?
母としては安心でありがたいけれど。
次回同じような説明会があったら、話を聞くだけでいいからいちごも上位校の方に参加してみようね。
エネルギーをもらえるよ。