もやしナムルと大根おろし肉寿司の思い出(いちご20歳2ヶ月・みるく18歳2ヶ月)

夕飯の支度を手伝ってくれながらみるくが「もやしナムルが食べたい」と言う。
言うが早いかすぐにつくりだすみるく。
さすがである。
できあがったもやしナムルを食べて「もやしめっちゃうま!マジ30円!」と自画自賛するみるく。
確かに美味しい。
「今までつくった中で一番まずかったのは大根おろし肉の寿司だな」とみるくが言う。
え?おいしかったよ?最高だったよ?と驚く私に「大人にはおいしかったらしいけど、子どもにはまずかった」とみるく。
「うん。肉だけ食べて怒られたよね。」といちごが同意する。
確かつくってくれたのは小学生の時だったっけ。
「残った大根おろしがまずくて食べられなかったから焼いてケチャップかけるつもりが間違えてソースかけて突然おいしくなって感動した」と語り合ういちごみるく
焼いてソースをかければ大抵のものは食べられる味になるらしい。
大根おろし、おいしいのに。
「今はおいしく食べられるけどね」とみるく。
お。成長しましたね。
「今もおいしくはない。辛くないと言われているところ使っても辛い。」といちご。
いちごもおいしくなる日がくるといいね。