山種美術館(いちご19歳6ヶ月・みるく17歳6ヶ月)

今日はいちごと山種美術館
山種美術館日本画専門の美術館で、興味深い企画展示をよく開催している。
展示が毎回素晴らしい上に、展示作品をイメージした和菓子をカフェで食べられるところもまた良い。
先週からはじまったのは「花・Flower・華 -四季を彩る-」
花を描いた作品が季節ごとに展示されており、見てまわっているとおだやかで、でも華やいだ気持ちになる。
カフェの和菓子はいちごが横山大観の山桜、私が菱田春草の白牡丹を注文。
どちらも美しくおいしかった。
山口蓬春の梅雨晴をイメージしたあじさいの和菓子も食べたかったなあ。
日本画の静謐な美しさは見ていて心安らぐ気がする。
今回強く心に残ったのは菱田春草の白牡丹のほかに奥田元宋奥入瀬(春)と牧進の寒庭聖雪。
面白かったのは心ひかれる対象がいちごととてもよく似ているということがわかったこと。
美術館のあとでウィンドウショッピングもしたのだが、絵にしろ小物にしろ「これいいね」と思うものとその理由がだいたい一致していた。
「感覚が似てるよね」といちごが言う。
おもしろいね。