お弁当生活継続(いちご大1・みるく高2)

大学生活がはじまる前、いちごは「自分でお弁当つくる」と宣言をしていた。
それは素晴らしいと応援していたのだが、実際につくったのは初日一回のみ。
いちごはぎりぎりまで寝ているのでお弁当作成どころではないのだ。
お昼の学食は混んでいて席がとれないし、学内のコンビニもお昼には全て売り切れてしまっているというので、お弁当は必須。
みるくのお弁当をつくるのにいちごのお弁当はつくらないというのも不公平な話なので結局今まで通り私がつくっている。
キャラ弁はかなり簡素化して海苔アートだけになっているけれど。
気が向いたらまたカラフルなキャラ弁もつくってみようかしら。
大学生活に少し慣れてきたのかいちごは空き教室でお弁当を食べるようになった。
入学後間もない雨の日、屋上へあがる階段でお弁当を食べていたら通りすがりの人に奇異の目で見られたといちごは言っていた。
「一人弁当楽しいよ」とぼっちライフを満喫していく決意が垣間見えたので心配していたが、
最近は同じクラスの子とそのまま教室でお弁当を食べたり、学食につきあいつつお弁当を食べたりしているようなのでほっとする。
ちらほらと友達の話が増えてきたようなので大丈夫そうかな。