真っ暗なPCに向かってイメトレをするみるく(いちご高1・みるく中2)

「夢が最近ひどい」とみるくが言う。
「電源コードが置いてある夢見るんだよ。わくわくしながら起きてきたら、ないの。」と悲しげだ。
かわいそうだが、ちょっと笑ってしまった。
実はみるくのPCの電源コードは没収中。
テストの結果が約束のラインに届いていなかったので、今後の改善点を書いて提出するまでお預けなのだ。
具体的に言えば、「ゲームはやるべきことをやってから一時間」という約束をどうやったら守れるか考えなさいということなのだが、いつまでたっても提出してこない。
「だって考えつかないから」とみるく。
つまりそれは守る気がないっていうことかしら。
「だってやめられないんだよねー」とみるく。
そこをどうすれば律することができるか考えたまへ。
ぶつぶつ言いながら電源の入っていないPCに向かい、キーボードを打ち続けるみるく。
何をしているのかと聞くと「PC使えないから。イメージトレーニング。」という。
えーと・・・。
それは楽しいのかい?
「だって使えないからしょうがないじゃん」とみるく。
しょうがないじゃん、じゃなくて。
改善方法を考えればよいではないか。
「だって考えつかないし」とみるく。
堂々巡りである。
どうしたもんかなあ・・・。