上海二日目(いちご15歳9ヶ月・みるく13歳9ヶ月)

朝食後、おとなりの美術館で当日券発売を待っていたら。
今日は入場者が多いので、午前の販売はないという情報が舞い込んできた。
チケット販売は12:30以降になるという。
この暑さと湿度の中に何時間もいたら倒れてしまう。
ナルトファンのお姉さんスタッフに相談したら、上司の方に聞いてくれるという。
いい人だー。
昨日と同じ迷彩柄の制服のお兄さんスタッフに「またきたのかー」と笑われつつ、無事当日券購入。
会場内のチケットチェックの女の子も優しくていい子だったなあー。
いろんな人の優しさに感謝しつつ、今日も作品展を堪能。
午後はTちゃんの案内で観光。
夜はシャングリラホテルの桂花楼にてディナー。
TちゃんがSちゃんの誕生日のためにサプライズケーキを手配してくれていたのだが、
食後にお願いしたそのケーキは箱ごとどどんと登場。
え?箱のまま?
さらに驚くべきはこのケーキの重厚さである。
予期せぬチョコレートケーキはケーキというよりは生チョコの固まり。
ホールの重さ、約2キロ。
(食べきれなかったケーキを持ち帰ってホテルで量り逆算した)
ナイフでカットするのも一苦労であった。
ケーキのあまりのおもしろさに息も絶え絶えで笑う4人。
ケーキの飾り付けが終わったあとで「え?私?私のためのケーキ?」と5分遅れで気づくSちゃんの天然さにもさらに大笑い。
ありがとうと号泣する感激屋のSちゃんにプレゼントを渡したらさらに号泣された。
つけまつげとれてますよ。
泣いて笑って、念願のマンゴープリンも食して、ホテルへ帰る道中。
乗り換えの駅で地下鉄がとまったことに気づく。
え?まだ終電の時間じゃないよね?
駅員さんがなにやら事情を説明しているようだがさっぱり分からず。
分からないまま地下鉄はあきらめて、地上に出てタクシーを探す。
料金を交渉して乗り込む。
上海のタクシーは爆走という二文字がぴったりな走行で進む。
助手席でジェットコースター気分を味わいつつ、なんとかホテルへ到着。
充実した楽しい一日であった。