嫌がるいちご(いちご中3・みるく中1)

買い物から戻ってきた時のこと。
ちょうどいちごが家の近くの道路に立っていた。
何をしているのかな?と目をやると男子二人と話していた。
なんとなく引き止められている気配だが、いちごは帰りたそうな雰囲気。
私が近づくと「助かったー」と言って一緒に家へ向かう。
その後もなにかしら話しかけられていたが「ごめん住所知らないから。ばいばいっ。」とばっさり。
あら。なにやらもてもてな状況?・・・と聞いたとたん、いちごが思いっきり顔をしかめた。
「そーゆーのやめて。まじやめて。ほんとにやめて。」
え?なぜに?同じクラスの子じゃないの?おもしろそうな光景だったんだけど。
「以前同じクラスだった子」
「とにかくそーゆーのやめて。死にたい・・・。」と不機嫌そうな顔で言ういちご。
ずいぶん物騒だなあ。
そこまで言うならもう言わないけれど。
ちょっと興味深いシーンであった。