もうこうせいたいせん(いちご中1・みるく小5)

いちごの左右上腕部はぷつぷつと鳥肌のような状態になっている。
これは毛孔性苔癬(もうこうせいたいせん)または毛孔性角化症(もうこうせいかくかしょう)と呼ばれるものらしく、身体の毛孔内に角質が充満し表皮にまで盛り上がり丘疹を成す角化症、角質異常で、皮膚病のひとつなのだそうな。
健康上なんら問題がないので、皮膚科で見てもらっても「問題ない」としか言われない。
私も子どものころ両腕上腕部がぷつぷつとしていたが、今は消えている。
おそらく遺伝なのだろう。
小児期、思春期によく見られるものらしいのでたぶんいちごもいつかは消えるのではないかと思う。
ので。
腕に関してはあまり心配していないのだが。
問題は、同じようなものが両頬に出てきたことだ。
顔面はさすがに気になる。
というわけで、いちごの同級生がニキビ治療で通っていたという皮膚科に初めて行ってみた。
先生いわくこちらは腕とは違うものだというが、対応はなかなか冷たいものだった。
一応塗り薬を処方されたのでしばらくは様子見。
一ヶ月後に見せに来て下さいと言われたが、そのときは他の皮膚科へ行こうと思う。
そばかすも一気に増えたので相談してみたが、濃い部分はすでにほくろになっていると言う。
「将来絶対後悔するから」と小さい頃から日焼け止めをぬるよう毎日のように言い聞かせてきたが、「べたべたする」と嫌がって全くぬろうとしなかったいちご。
ほんの数年後には激しく後悔することになるであろう。
日焼け止めはぬりなさいよー。