水泳授業を嫌がるみるく(いちご小6・みるく小4)

みるくが「今日、プール気持ちよかったー!すごく楽しかった−!」とにこにこ顔で帰ってきた。
そして「誰もデブって言わなかった」という。
ね?大丈夫だったでしょ?
みるくは「デブって言われるのがいやだからプールに入りたくない」と水泳の授業を嫌がっていたのだ。
しかも実際に言われたわけでもないのに「言われてないけど言われたらやだから」というのだ。
そんなに太ってないから大丈夫だよと言っても聞かない。
結局のところ、私が何を言っても実際に自分で体験してみないと納得しないのだ。
「ママの言う通り、案ずるより産むが易しだったよ」とみるくが笑う。
この時私は知らなかった。
みるくが今年の水泳授業に参加したのは今日が初めてだったということを。
翌日の個人面談で先生からお話を伺って衝撃を受けた。
雨でつぶれた日もあるが、ほとんどの水泳授業が忘れ物による不参加。
最初の一週間は水泳バッグ自体を持っていかなかったらしい。
次の週は水泳バッグを持っては行ったものの、帽子が入っていなかったらしい。
その次の週は腹痛で見学したらしい。
腹痛も忘れ物も「水着姿になりたくない」という無意識の意識が働いていたのではないかとちょっと思う。
あきらかにおかしいのは、確か先週は水着一式を洗った覚えがあるということだ。
水泳をさぼったことがばれないように使ってもいない水着一式を洗濯に出したということだろうか。
となると、やっぱり忘れ物もわざとかな。
だとしたら炎天下のプールサイドで2時間見学する根性はすごいと思う。
それにしてもなぜ学校からは何も連絡がなかったのだろう。
放射能をおそれて見学させているかもしれないから家庭の方針ならあえてふれないでおこうということだったのだろうか。
それとも単に、水泳の見学が続くぐらいのことではいちいち家庭に確認はとらないということかも。
おそらく後者だな。
もう大丈夫だとは思うけれど、来年は水泳開始日からきちんとみるくの行動をチェックすることにしよう。
水泳カードもみるくにまかせずちゃんと私が捺印するようにせねばと反省。
ちなみに夏休み前の水泳授業はあと一回のみ。
猛暑のプールは気持ち良いだろうに、もったいないことしたね。