博多通りもん(いちご9歳6ヶ月・みるく7歳6ヶ月)

昨夜遅くパパが出張から帰ってきた。
お土産は九州限定ゆずこしょうキットカット博多通りもんと明太子と鯖寿司。
たくさんありがとうございます。
博多通りもんは会社用」とパパが言う。
あら残念。
いちごが大好きなのに。
パパは会社で配られたお菓子をたまに家に持って帰ってくることがある。
ずいぶん前のことだが、その中のひとつに博多通りもんがあった。
私は全く覚えていないのだがいちごによると、その時パパはお菓子を4つ(4種類)持って帰ってきたらしい。
どうして個数まで覚えているのかしら。
すごい記憶力である。
「4つの中で博多通りもんが一番おいしかったんだよ」といちごは語る。
今朝起きてきたいちごはすぐにテーブル上の博多通りもんを発見し
「あー。とおりもんはかただー♪」と喜びの声をあげた。
なぜ倒置法。
それは会社用なんだって、残念だね、と私が言うと「じゃあキットカット食べていい?」と言う。
どうぞどうぞ。
隣で聞いていたみるくがいちごより先にゆずこしょうキットカットをぱくり。
おいしそうに食べているので、みるくは辛党だから平気なのかしらと思いながら見ていたら
5秒ほどのタイムラグがあったのちに「からいからい」ともだえはじめた。
「からい」と言いながらも2本目に手をのばすところがさすがである。
「え?からいの?」とひるんだいちごは結局食べず。
いちごの反応が見たかったのに残念だ。
結局パパは会社に持参した博多通りもんの中から小さめの一箱を家用に持って帰ってきてくれた。
いちごは「やったー!」と大喜び。
みるくは「パパこれ全部食べていいっていってた?ほんとにいいって?」と心配そう。
6個入りだったので3人で2つずついただいた。
「おいしいね」といちごが言う。
「おいしいよね」とみるくも言う。
よかったねえ。
パパにお礼を言わなくちゃね。