閉じこめ事件(いちご8歳11ヶ月・みるく7歳0ヶ月)

七田にて。
ちょっとした事件発生。
それはクラス終了後、ママ達が先生の説明を聞いている時におこった。
きっかけはよくわからないが、冗談半分にKくんといちごともう一人がお友達3人を小部屋に閉じこめたのだという。
閉じこめられた子は汗びっしょり。
ママ達は状況が分からなかったのでまず誰が何をしてどうなったのかを聞いた。
私がいちごに聞いた時、いちごは目をあわせずに「やってない」とだけ答えた。
他のお友達の証言によりいちごも閉じこめた側に加わっていたことが分かったのでもう一度聞いた。
するといちごは「もうあやまったよ」と小さい声でこたえた。
私も謝罪し、とりあえずその場はおさまったが。
やったことをやっていないとごまかそうとしたことが問題だ。
自分がしたことにはちゃんと自分で責任を持つべきだ。
どういう質問の仕方をしたらいちごが素直に答えることができたのだろうかと考える。
努力はしているつもりだが「質問力」は一朝一夕には身につかないようだ。
家に帰ってからいちごと二人で誰の心の中にもある善と悪についてゆっくり話をした。
心の中の天使と悪魔と言ってもいいし、強い心と弱い心と言ってもいい。
ごまかしてその場だけをとりつくろった場合、そのあとに残るものはなにか考える。
いつでも自分自身に胸をはって生きていくことができるよう弱い心に負けないように勇気を出して欲しい。
弱い心に負けそうになった時は自分の心に聞いてみるんだよ。
自分が大好きだと誇れるように。
一緒に心を磨いていこう。
静かな声でゆっくり丁寧に話しかけていたらいちごはぽろぽろと涙をこぼしながら「わかった」とうなずいた。
さて。
次に同じような状況がおとずれた時、いちごはどう行動するだろうか。