いちごのひきだし(いちご5歳4ヶ月・みるく3歳4ヶ月)

引越に際し子供用の本棚を2つ購入した。
この本棚の一番下段はいちごとみるく専用の引き出しになっている。
実はだいぶ前から「いちごの引き出し」をつくってあげようと思っていた。
引越前、いちごは毎日のように「「ママ〜、いちごのあれどこ行った〜?」と聞いていた。
「あれ」の部分はその日によってかわるのだが私の返事はいつも同じ。
「ママは知らないよ。大事なものは自分できちんとしまっておきなさい。」
引越後、それぞれひとつずつ自分の引き出しをもらったいちごとみるくは大喜び。
しまう場所が決まってさえいれば子供はきちんとそこにしまうものなのだ。
いちごは引き出しいっぱいにいろんなものをしまっている。
毎日自分の引き出しから必要なものを出してまたそこにしまう。
自分専用の引き出しがうれしくてしかたがないのだ。
なくしものがなくなり子供たちも私もとてもハッピーである。
もっと早くこうすればよかった。
現在は本もおもちゃも所定の位置が決まっているので実にすっきりしている。
ビバ、NEW本棚。
さて。
今日は幼稚園の願書を提出しに出かけた。
園長先生は2〜3日不在ということで面接の日程は後日ご連絡いただけるらしい。
どっきどきである。
募集要項にはかんたんなテストがあると書いてあった。
いちごはともかくみるくは大丈夫なのだろうか。
どうか入園させてもらえますように〜。
帰宅後、キッチンに置いてあるゴミ箱を見ていちごがこう言った。
「ママ、このゴミ箱買ったばかりなのにどうして捨てちゃうの?」
いちごはゴミ箱のふたに貼った「燃えるゴミ」のシールを見てゴミ箱自体がゴミなのだと考えたらしい。
なるほど。そういう見方もあるのね。子供の視点はおもしろい。
そういえば今日車の中でのこと。
いちごが「モリゾーとキッコロはなに?」と聞いてきたのでこう答えた。
モリゾーは森の精霊でキッコロは木の精霊だと思うよ。
するといちごははっと気づいたようにこう言った。
「あ!わかった!」「モリ・ゾーとキ・ッコロなのね」「モリゾーは森でキッコロは木なのね」
名前自体が持つ意味というものにいちごが気づいた瞬間である。
いちごは自分の発見にいたく感動したようだった。
日々新しい発見があるね。