ドクターいちご(いちご3歳1か月・みるく1歳2か月)

最近のいちごのお気に入りはお医者さんごっこである。
風邪をひいたり予防接種を受けたりで病院に行く機会が多かったからだろうか。
自分のぬいぐるみを病気にして、あれこれと世話をやいている。
ピグレット、お熱あるのー、そう、かわいそうにー。」
今日の病人はピグレットらしい。
「じゃあ、もしもししましょうねー」と聴診器をあてるまねをする。
でも、診察の仕方が分からないので、「ママー、先生してー!」と言い出す。
「ママはお皿洗ってるから、いちごが先生になってくださいー。」と答えるとなにやら診察をはじめる。
「お熱がありますねー。お薬出しておきますからねー。」「お布団に入ってねー。」
などど言いつつピグレットにお布団をかける。
将来、女医という職業もいいなあ、と親ばかなことを考えるワタクシである。
今年のいちごへのクリスマスプレゼントは私の独断と偏見により布でできたドクターキットセットである。
この調子なら喜んでもらえそうだ。楽しみだ。
ところでみるくはあいかわらずやんちゃである。
親がやってほしくないことを次から次へとやっていく。
先ほどもトイレの便器のふたをあけ、パンパのナンバーボードから1を投げ入れたところだ。
これを防止するためにトイレに外から鍵をかけるようにしているのだが、ついうっかりかけ忘れたのだ。
そういうチャンスをのがさない男である。
彼のおかげで家中、ぐっちゃぐちゃである。
一日が終わるころには疲労困憊だ。年々このパワーが増していくと思うとオソロシイ。
本当は1歳児には好奇心のおもむくまま好きなようにさわらせてあげればいいのだろうがそうもいかない。
つい叱ってしまう。
叱ることなかったな〜とあとで反省するのだが。
まだまだ肝っ玉母さんへの道は遠い。