海へ行きたいいちご(いちご大2・みるく高3)

昨夜、いちごが唐突に「海が見たい」と言い出した。
「海で日の出を見たい」らしい。
夏の日の出には始発で出ても間に合わないが、冬なら余裕だ。
電車の時間を調べて「始発だと早く着きすぎるかな・・・」とつぶやいている。
え?本気で始発で海に行くつもり?
起きられないでしょ。
始発は4時台だよ?あと2時間くらいしかないよ?
「寝たら起きられないかもしれない・・・」といちごが言うのでまあそうだろうなと思いつつ就寝。
その後いちごは眠らずに始発で海へ行ったらしい。
私が朝起きたら出かけたあとだった。
やるな、いちご。
お昼前には帰宅したいちごが「めっちゃめちゃ寒かった。椅子もっていけばよかった。始発で行ったら早すぎた。」と言う。
「着いた時は誰もいなかったけど1時間くらいでどんどん人が増えた。寒いからずっと立ってたけど寒すぎた。」らしい。
「椅子は持っていこうかと思ったんだけどね」といちご。
椅子だけじゃなく毛布とカイロと風よけのレインコートくらい持っていけばよかったのに。
冬の海をなめすぎだよ。
「でもすごくきれいだった。めっちゃめちゃきれいだった。見に行ってよかった。」とキラキラした笑顔でいちごが言うので写真を見せてもらった。
確かにとてもきれいだ。
お正月早々美しいものが見られてよかったね。
おつかれさま。