だんまりみるく(いちご19歳11ヶ月・みるく17歳11ヶ月)

夕方前、みるくから電話がかかってきた。
できれば駅まで迎えにきてほしいと言う。
大雨でも降っているのかと外を見ると晴れている。
はて?
具合でも悪いのかと車で迎えに行くと無言のまま乗り込むみるく。
体調を聞いてもだんまりのまま。
具合が悪いのなら病院へ行く?と聞いても無言。
あげくのはてに廊下に転がって寝ている。
話す気が無いならと放っておいたら、2時間ほど経過してから「お腹が痛いから病院に行きたい」と言い出した。
は???
なぜ帰宅後すぐに言わない。
もう病院しまっちゃったじゃない。
何その一人時間差。
一応みてもらえそうな病院を探して車で連れて行く。
「どうせなんともないんだから明日まで様子みればいいのに。あの様子からすると絶対たいしたことないよ。」といちごが言う。
まったくその通りだよ、いちご。
時間的にH病院しかあいていなかったのでそこに連れて行ったけれど、あそこの先生はちょっとおおげさで検査好きなのでたくさん検査されるんだろうなあ・・・。
しばらくして病院から点滴をすることになったと連絡がきた。
一時間半後くらいに迎えに来て下さいとのこと。
結果として請求額は5千円弱。
はー・・・。お高いのう・・・。
それを聞いて「あいつ。腹立つ。」と怒るいちご。
まあまあ。
本人いわく「他人に痛みが分かるわけない」だそうですよ。
どう見てもさほど痛くなさそうだったけどねえ。
っていうか本当にひどく痛かったらみるくの場合はもっと騒ぐはずだ。
いちごは我慢するだろうけれど。
塾に行きたくないのかなんなのか。
現実逃避はほどほどによろしくどうぞ。