学校公開ダブル(いちご中1・みるく小5)

今日は小学校も中学校も学校公開で三時間授業。
みるくの発表が二時間目にあると聞いてまずは小学校へ。
一二時間目を使ってチームごとに調べ学習の成果を発表するらしい。
五年生の教室と廊下はさながら文化祭のよう。
発表のブースがあちこちにつくられ、壁には模造紙、机には小物から大物まで創作物がたくさん。
紙芝居をしたり、クイズとプレゼントを用意したりと発表がバラエティーに富んでいて面白かった。
休み時間にはお客さんを呼び込みに歩いて回る宣伝部隊もいて、その様子を見ているのも楽しい。
みるくの発表は古墳について。
見出しが書いてある大きな黄色いサイコロをお客さんに投げてもらい、出た目に書いてあるテーマについて説明していくという参加型の愉快な発表だった。
「プレゼント」という目を出した人には折り紙で作った金銀銅の前方後円墳が用意してあり、好きな色を選んでもらえるようになっていた。
古墳の作り方や、中に入っている人や装飾品について、古墳に関する豆知識など、発表の内容も興味深いものだった。
いろいろなアイディアを駆使したとてもよい発表だったと思う。
他のチームの発表も力作ぞろいだったが、時間の関係で少ししか見ることができず残念だった。
みるくの発表のあと、中学校へ移動。
ちょうど三時間目が始まる前に到着することができた。
国語の授業は谷川俊太郎さんの「いるか」の詩。

「いるか」 谷川俊太郎

いるかいるか
いないかいるか
いないいないいるか
いつならいるか
よるならいるか
またきてみるか

いるかいないか
いないかいるか
いるいるいるか
いっぱいいるか
ねているいるか
ゆめみているか

この詩にでてくる『いるか』が「海豚」「居るか!」「居るか?」のどれにあたるのかを考える授業だった。
小学校の教科書にもこの詩は載っていたが、音読だけで読み取りはしなかった。
「イルカ」なのか「居るか」なのか断定ができない箇所があるのではっきりとした正解はないだろうが、考えてみることに意味があるのだろう。
いちごは一番前の席で私からは聞き取れない小さな声で意見を述べていた。
席替えで来週からは一番後ろの席になってしまったらしいが、大丈夫かな・・・。
もうちょっと声をはっていきましょう。