みるくの連絡帳(いちご12歳6ヶ月・みるく10歳7ヶ月)

「あー。連絡帳の小さいのがほしい!」とみるくが言う。
「今使ってる連絡帳は袋に入れにくいんだよ。
小さい連絡帳はママがだめって言ったから・・・。」とぶつぶつ言うみるく。
確かにみるくは連絡帳を連絡袋に入れるのにいつも苦労している。
でもそれはノートを閉じないからだ。
使っているページを一番表にしているので折り曲げてふくらんだ分入れづらいのだ。
連絡帳を閉じて入れるよう提案はしたのだが、
「ぼくはこうすることにしてるの。とじちゃだめ。」と反対された。
次は少し小さめのリングノートでも買ってあげようかな。
小さい文字が書けなくていつも欄外にはみだして文字を書いているみるくが
サイズの小さいノートが使いこなせるかどうかは疑問だが。
話はかわるが、みるくが学校から『プラチナデータ』を持って帰ってきた。
いちごに『プラチナデータ』を渡したみるくは『ブンとフン』を読み始めた。
先日朝日小学生新聞で紹介されていたので図書館で借りてきたのだ。
子どものころ読んですごくおもしろかった覚えがあるのだが、『ブンとフン』ってこんな話だったかな。
今読むとあんまりおもしろくないなあ。
・・・と私がつぶやいていたら、読み始めたみるくが「ママ、おもしろいじゃんこれ」という。
「子どもにはうけるんじゃないの?」とみるくが続ける。
なるほど。そうかもね。
みるくは読み進めながらうひゃうひゃと大笑い。
おもしろかったらしく、一気読みですぐに読み終わっていた。
楽しかったようでなにより。