じんちゅう

いちごが会話の途中で「じんちゅう」と言ったので一瞬なんのことかと思った。
ああ。ひとばしらですね。
あいかわらずいちごは単語を音読みしてしまうクセがあるようだ。
確かに音読みしたらそうだけど、物語によく出てくるその単語をずっと勘違いしていたのかと思うと不思議になる。
音で聞いたことがなかったのだろうか。
こういう場面にでくわすたびに、すべての書物のすべての漢字にルビをつければいいのにと思ってしまう。
難しい単語や初出の単語だけではなく常に漢字にルビがふってあれば読み間違いはなくなるし調べやすくなるから自然に語彙も増えるのになあ。