ボジョレー事件(いちご21歳1ヶ月・みるく19歳2ヶ月)

昨夜、パパが今年のボジョレー・ヌーヴォーをもらって帰ってきた。
2本入りである。
「この左のは出来がよくておいしいらしい」とパパが言う。
解禁日当日にボジョレーをくれる人はさすがにくわしいですな。
さっそく飲み始めたパパが「ジュースだなこれは」と言う。
まああなたにとってはそうでしょう。
私も少しだけいただいたけれどいちごは飲まなかった。
ワインは好きではないらしい。
いちごが飲めるのは甘めのカクテルくらいだろうか。
日本酒のおいしさに気づいてくれるといいんだけどな。
「今年のボジョレーの売り文句はなんだろうね」といちごが言う。
「ほらいっつも何十年に一度の、とかなんとか売り文句が並ぶじゃない」といちご。
あー。確かに。
そういえば今年はそういうの聞いてないなあ。
そのうち何か出るかもね。
「すごく気になる。みんなは気にならないの?」といちごが聞く。
気になるといえば気になるけれどいちごほど気にはならないな。
「なんで気にならないの。おもしろいのに。」といちご。
おもしろい売り文句が出るといいね。
なんて話をしていたのは数時間前のこと。
朝起きてきたら食卓の上に置いておいたレシピ本と雑誌が赤ワインにつかっていた。
は?なんでふかないの?と思わずキレかけたらねぼけたままのパパに「ふいたよ!」と逆切れされた。
いやいや。ふいたの表面だけでしょ。
もちあげたら下側にまだまだたまってるから。
この辺一帯がワインにひたってるから。
はー・・・これだから酔っ払いは・・・と内心でため息をつきつつ後処理。
本は・・・買い直しだな・・・
パパのカードで買いなおそう。
雑誌がまだ出たばかりのやつでよかった。
アマゾンではすでに売り切れていたけれど他のお店で注文することができた。
すでに入手できない雑誌だったら許せないところだったよ。