権化(いちご大1・みるく高2)

課題を終わらせずにだらだらしていたみるくについて「まったくあのあかんたれの権化は・・・」と私がため息をついたらいちごが「権化は神々しいからあかんたれにつけるのはどうかと思う」と言う。
ん?
「悪の権化」のように抽象的な概念が具現化されたものとしての意味で私は使ったのだが、神々しいとは?
辞書をひいてみると
 権化(ごんげ)
 1. 仏・菩薩が衆生済度(しゅじょうさいど)のため、この世に仮(権)の姿で化現(けげん)すること。その時の化身。権現(ごんげん)。
と、書いてあった。
その次に書いてあったのが
 2.ある抽象的な特性が具体的な姿をとったのか、と思われるほど、その特性のいちじるしいもの。化身。
と、書いてある。
なるほど。
いちごは1の意味について話しており、私は2の意味をイメージしていたのだ。
恥ずかしながら私は1の方の意味についてはよく知らなかったので勉強になった。
権化はもともと仏・菩薩が人々を救うために仮の姿をとってこの世に現れたものなのか。
覚えておこう。