ねぎま(いちご18歳8ヶ月・みるく16歳8ヶ月)

いちごが焼き鳥の種類を英語で確認している。
「ぼんぼりってどこ?」
尾っぽだよ。
「じゃあTailでいいね」
そうね。
そんな話をしているうちにねぎまの話になった。
みるくはねぎま推し。
でもねぎまのネギっていらないよね・・・と私がぼそっとつぶやくといちごが驚いたように「え?ママもこっち側の人間だったの?」と言う。
こっち側とは?
「ママもパパもみるくもねぎまの味方だからみんな敵だと思ってたよ」といちごが言う。
いつのまに敵として認定されていたのか。
ねぎまは正義だ」とみるくが言う。
甘くなるくらいちょうどよく焼いたネギはおいしいけれど、往々にして焼き鳥屋のねぎまのネギは生っぽかったり焼きすぎて焦げていたりするからねえ・・・。
と、私が言うといちごが「そう!ネギ不要!ネギ抜きでいい!『ま』!」と力説。
そもそもねぎまの「ま」ってなんだろう?
鶏と鶏の「間」にねぎということかしら?
疑問に思っているとネットで検索をかけたいちごが検索結果を読み上げる。
それによると、もともとねぎまはねぎとまぐろを煮込んだ料理だったらしい。
ええ?鶏じゃなくてマグロだったの?
「ねぎとまぐろの鍋料理からねぎとまぐろの串料理になり、今のねぎと鶏肉の串料理に変化して名前だけそのまま残ったみたいだよ」といちご。
ねぎまの「ま」は「間」じゃなくて「マグロ」の「マ」なのね。
勉強になったなあ。