郵便局にて(いちご16歳8ヶ月・みるく14歳9ヶ月)

振り込みやら発送やらでちょうど郵便局に行く用事があったので、件の局へ行ってみた。
単刀直入に聞いてみた。
郵便局員が通帳を預かって手続きをすることはあるのですか?
昨日の話をすると、まずは奥に通された。
詐欺に関する冊子のようなものを提示されつつ説明を受ける。
結論から言うと私が不審に思った業務は実際にあるし、昨日きた人はこの局で外回りの仕事をしているらしい。
「窓口においでいただくと長時間お待たせすることもありますのでご自宅に伺って通帳をおあずかりして手続きをさせていただくことがあります」
「そのさいには預かり証というものを必ずお渡ししております」←この預かり証の説明が冊子にのっていた。
なぜ使ったこともないこの局から職員がきたのかという疑問については、以前住んでいた住所だとこの局の管轄になるのだという。
ふむ。どうやら詐欺ではないようだ。
おそらく満期になった貯金の預け直し手続きを自局でしてもらった方が成績になるからわざわざ家まできたというところだろう。
この局で手続きをしないといけないのですか?と問うと「どこの局でも手続き可能です。うちの局でしていただいた方がありがたいですけれど。」とのこと。
わざわざ家まで書類を持ってきてくださったのだからここで手続きをしてあげたいという気持ちもなくはないが。
普段使わない遠方の局で手続きをするメリットは私にはない。
しかもこの局は駐車場がせまくとめられる台数も少なく使いづらい。
利便性や今後のことを考えると、我が家の近くの局で手続きをする方が得策だろう。
申し訳ないのですが、と、事情を話すと「私から担当の者に伝えておきます」と言ってくださったので辞去。
詐欺じゃなくてよかったけれど、いかにも詐欺って感じで気持ち悪かったなー。
例えば私が子どもの頃からずっとここに住んでいて、長年のつきあいがある顔見知りの局員さんが相手で、かつ、私自身が郵便局に足を運ぶことが困難な状況にあるとかならともかく。
いや、それでも、通帳を他人に預けるのは抵抗があるなあ、やっぱり。
郵便局員さんの本物の名刺と実際の書類をそろえてなりすましで訪問したら詐欺できちゃうんじゃないかしら。