みるく誕生日と宮城BLAST(いちご15歳11ヶ月・みるく14歳!)

みるく14歳の誕生日。
朝風呂と朝食をすませ、宮城ひとめぼれスタジアムへ向かう。
心配していた渋滞はまだない。
高速は前にも後ろにも大型バス。
全国から同じところを目指してきているのがわかる。
駐車場は友人の情報網と協力のおかげで場内駐車場と場外駐車場の両方をおさえることができた。
朝から雨なら場内駐車場を使おうかと思っていたが、晴れたので場外駐車場に車をとめる。
スタジアムはここから徒歩15分。
ゆるやかな坂道をのぼっていく。
敷地内に入って風にはためくフラッグを見た瞬間、大変だった数ヶ月間の準備を思い出した。
ああ、今回はほんっとに大変だったね、みんな。
ようやくこれたよ、仙台に。
まずは子どもたちの未来絵画展へ。
グッズの列とは違い、さほど待たずに中に入ることができた。
こどもたちの絵はゆっくり見てまわれるのだが、ちょんまげのこどもの絵の前だけはすぐに移動しなければならないため短い時間しかみることができなかった。
それでもいちごみるくに見せてあげられてよかった。
その後、復興市場で牛タン焼きそばを食べたり栗だんごを食べたりして開場時間までのんびり過ごす。
穴場トイレも見つけられてよかった。
記者会見の都合か、16:30の開演から10分ほど遅れてBLASTスタート。
オープニングから驚きの展開に盛り上がる。
フライングや火の噴水にもびっくりした。
いちごがはちきれんばかりの笑顔ではしゃいでいる横で座ったままクールに鑑賞するみるく。
初参加のパパがショーとしてもライブとしても楽しんでくれたようでよかった。
暮れてきた空に浮かぶ月が美しい。
アンコールの最後に、すごく聞きたかった曲を聴けて泣けた。
あっという間の3時間であった。
「今までで一番よかった!すごくおもしろかった!」といちごが目をキラキラさせている。
同感だ。
素晴らしいライブだったね。
初日にこれて本当によかった。
運良く規制退場の一番手だったので、人混みを回避して住宅街をつっきり駐車場へ。
そのまま裏道を通ってチェックしておいた回転寿司へ移動して夕食。
食後も渋滞にひっかかることなく、南三陸のホテルまで移動できた。
シャトルバスに二時間半待ちでようやく乗れたと友人から連絡がきた頃、私たちはホテルの部屋でしやがれを鑑賞していた。
おそろしいほどに順調であった。
今夜の宿は南三陸ホテル観洋。
高台にあり、震災時被害を受けなかったホテルだ。
露天風呂につかりつつ、あの海を眺める。
明日は被災地をめぐりながら北上する。