ガパオライス(いちご15歳11ヶ月・みるく13歳11ヶ月)

しばらく前からなぜかガパオライスが食べたいと思い続けている。
人生で2回くらいしか食べたことがないのだが、急に食べたくなったのだ。
ガパオガパオガパオが食べたいー♪と心の中で歌っていたら、書店で手にとったオレンジページにガパオライスのレシピが載っていた。
おお。
なんという偶然。
これはつくらねば。
目当ての材料が見つからなかったのでガパオペーストなるものを買って帰ってみたのだが、これがいまひとつだった。
思っていたのと味が違う・・・。
私が眉間にしわを寄せていたらみるくが「これ、トマトが入ってる味だね。ほんとはどんな味なの?」と聞いてきた。
うーん。
そう言われてみればあんまり覚えていないかも。
「なんだそれ」と笑うみるく。
だってずいぶん前に食べたきりだし。
そもそも2回くらいしか食べたことないし。
「それなのになぜそんなにガパオにこだわるのか」とみるくに聞かれたが分からない。
なんとなく食べたくなったとしか言いようがない。
記憶の中で美化されていたのかもしれないなーと納得しつつ、食卓にガパオライスを運ぶ。
目玉焼きはみるくがつくってのせてくれた。
「からい」といちごがつぶやく。
ガパオに辛い印象はなかったのだが、本当はどうなんだろう。
確かにいちごには少し辛かったかも。
すまぬ。
「どこの料理なの?」とみるくが聞く。
タイ料理だと思うよ。
今度機会があったらタイ料理のお店で味を確認してくるね。
そのあとならもう少しおいしくつくれるかもしれない。