1はなんでしょう(いちご15歳2ヶ月・みるく13歳2ヶ月)

いちごとみるくがオクトパスの話をしていたことは昨日書いたが、なぜ突然そんな話になったのだろうかと不思議だった。
朝だよーといちごに声をかけながら部屋をのぞいた時に理由が分かった。
京都の移動教室でいちごがお土産に買ってきたタコのぬいぐるみが久しぶりに机の上にのっていたのだ。
「置くと(試験に)パスだからぜったい買ってけってお店の人に強くすすめられたから」と、当時いちごは語っていた。
受験が近くなってオクトパスの存在を思い出したのだろうか。
あらためて見てもなかなかかわいいタコである。
どうかパスできますように。
タコのぬいぐるみの他にも理由があったことを思い出した。
昨夜、塾から帰ってきたいちごに数の問題を出されてしばらくそのことについて話していたのだ。
「1はなんでしょーか」といちごが問う。
モノでしょ?と答えると「ぶー。ちがいます。」といちごが言う。
ギリシア語系数詞ではなくラテン語系数詞での答えをいちごは求めていたらしい。
えーと。なんだっけ。
ど忘れして思い出せない・・・
思い出せない私にいちごがくれたヒントは一輪車。
あ!ユニだ!
「せいかーい」といちごが笑う。
そんなふうに数の話をしていたのでオクトパスのオクトについて疑問に思ったのかもしれない。
疑問を持つことは良いことだ。