現実逃避(いちご15歳1ヶ月・みるく13歳1ヶ月)

テスト前というのは現実逃避をしたくなる時期である。
急に部屋の整理整頓をしたくなったり、何かほかのことに気が取られてしまうのはよくわかる。
テスト前かどうかは関係なく、おもしろい本を読み始めるととまらなくなるというのも非常によく分かる。
しかし。
テスト前日の夜12時。
勉強していると思っていた息子が小説を夢中で読んでいたと気づいた瞬間の脱力感はなかなかのものであった。
しかも悪びれもせず「めっちゃおもしろかった!めっちゃおもしろかった!」と目をきらきらさせて興奮して話してこられても・・・。
ため息しか出ない。
前回のテストでみるくはテスト対策をほぼ全て進研ゼミのDSソフトに頼っていた。
とにかくずーっとそれしかやっていなかった。
結果は主要5科はともかく4科は惨憺たるものであった。
今回はDSに頼りすぎないようにと前々から注意をしておいた。
使うのはかまわないけれど、DSだけじゃなく、ちゃんと教科書とノートも使って勉強しなさいと当たり前のことを言っておいたのだが、そのやり方が分からないらしい。
見ているとみるくはほとんど勉強していない。
申し訳程度に少し教科書を見ただけで、あとはひたすら文具を解体してみたり、小説を読んでみたり。
まったくもって頭が痛いが、本人がやる気にならなければどうしようもない。
困ったものだ。