消えたまんじゅうの謎(いちご中3・みるく中1)

昨夜、大阪から戻ってきた私にみるくが言った。
「ママ宛にまんじゅうを強調した荷物が届いてたよ。」
まんじゅうを強調した荷物とはなんぞや。
「なんか箱がまんじゅうって強調してたんだよ。そこに置いてない?」
ないですね。
「あれ。おかしいな。届いてたんだけど。」とつぶやきながらまんじゅうを探すみるく。
なぜかまんじゅうは見つからずその件はなんとなくうやむやになった。
いったいまんじゅうはどこへ消えたのかと謎に思っていたら。
今朝、朝食の支度をはじめたみるくが「ああ!あった!ここにあった!まんじゅう!」と叫びだした。
「そうだったそうだった。冷凍って書いてあったからとりあえず冷凍庫に入れたんだった。」とみるくが言う。
なるほど。
確かに箱の品名には「まんじゅう」と印刷されている。
なんだろう?と思いながら開けてみると中身は和牛肉まんであった。
福岡のYちゃんが送ってくれたのだ。
「ええ?肉まんだったの?肉まんってまんじゅうなの?」と不思議顔をしていたみるくが数秒後には「そうか。肉まんはまんじゅうなのか・・・。」と自己完結していた。
一時期人気が殺到して品薄だったという肉まんはとても美味であった。
ごちそうさまでした。