くみひも(いちご中3・みるく中1)

朝日小学生新聞に連載されている『言葉屋』という小説をいちごは毎日楽しみにしている。
数日前、『言葉屋』にくみひもについての描写があったらしく、いちごが「くみひもつくりたいなー」と言い出した。
「くみひもできたら封筒のあれもつくれる?」といちごが聞く。
いちごは以前から水引をつくってみたいと言い続けているのだ。
くみひもと水引は違うけれど、いちごならどちらも器用につくることができるだろう。
いちごはiPadでくみひもの作り方について検索し、まずは段ボールを使ってくみひもディスクを自作。
それから青と白の刺繍糸を使ってくみひもを作成。
いちごはあっというまに一本くみひもを完成させた後「ディスクのサイズが大きすぎたなー」と別の段ボールで小さめディスクをつくった。
「これなら持ち運びにも便利」といちご。
「時間がかかりそうに見えるけど、けっこう早くできるんだよ、くみひもって。」といちごは言う。
最初につくった青と白のくみひもは「ママあげるよ」とブレスレットにしてくれた。
ありがとう〜。
大切にするね。
ちなみに、くみひもディスクを切り抜いたあとの段ボールはいちご画伯の手によりモナリザに変身。
観光地などで丸い穴に顔を入れる看板のようなものだ。
パパもみるくも「なにこれ?モナリザじゃん!」と大盛り上がりで顔を入れて楽しんでいた。
くりぬいた残りも作品にしてしまうとはさすがである。