二度目の下校(いちご14歳6ヶ月・みるく12歳7ヶ月)

みるくが学校から帰るなり、「あ。給食の忘れてきた。もう一回学校いかなきゃ。」と、学校へ戻っていった。
しばらくの後、テーブルクロスを持って帰ってきたみるくがいきおいよく話し出した。
「二度目の下校の途中にね。
前を女の子たちが大きな声で歩いててさ。
それがすごおくおもしろかったの。」
と、ことこまかに説明してくれた。
というよりも、その女子たちの会話を見事なまでに再現してくれた。
それはブロッコリーとかきピーのコントのようなものでかなり長い会話なのだがそれを楽々とみるくは再現する。
たいした記憶力だ。
なぜそんなにはっきり覚えているのか聞くと「え?おもしろかったから」とこともなげに言うみるく。
そういうもの?
なんにせよすごい。
それから延々と続いたその再現劇はかなりコミカルで、笑わせてもらった。
子どもたちの会話っておもしろいなあ。