タイムシフトマシン搭載レグザブルーレイ

我が家のTVとBlu-rayレコーダーはSONYブラビア
愛用して5年。
2年目くらいに一度修理しているのだが、最近また調子が悪い。
フリーズして画面が真っ暗になってしまうのだ。
再起動させる頻度が増えてきたので不安になり、壊れる前にメインレコーダーを買い替えることにした。
今使っているブラビアを二階に移動し、リビングには今月発売されたばかりの東芝レグザブルーレイDBR-M490を購入。
本当は(リンク機能が便利なので)SONY製品でそろえたいのだが、SONYタイムシフトマシンを出してくれないのでいたしかたない。
新しく買うならぜひともタイムシフト機能が欲しいと思っていたのだ。
DBR-M490は以前のタイムシフトマシン搭載モデルを改善したもの。
HDD容量が全体で5TBになり、BSとCSもタイムシフトに対応。
地上波なら6番組(BSは3番組)同時録画が可能。
最大8番組まで拡張可能だが、その場合操作上のレスポンスが遅くなる。
ちなみにドライブが船井製になった。不安だ。
購入後、今日までの使用感をまとめてみた。

良い点としては。
とにかくタイムシフトがおもしろい。
私は画質を上から3番目にして、7番組を7.5日録画できる設定にしている。
(フルハイビジョンだと3.5日、画質を落とせば15日分の録画が可能)
途中から見始めて面白いと思った番組を最初から視聴することができるし、評判を聞いて先週の分までさかのぼって見るなどということが可能だ。
過去の番組表を見て「あ。これおもしろそう。」と思えばいつでも番組が見られるという感覚が愉快。
録り損なうということがないのがすばらしい。

悪い点としては。
とにかく反応が悪い。
ボタンを押してから1〜2秒待って反応する感じだ。
タイムシフトの表示にいたってはチャンネル数を増加しているゆえに表示に5〜6秒かかる。
事前に口コミを調べて前機種よりもさらにもっさり感がひどくなっていることは知っていたので、ストレスは感じるがそこは許容する。
画質の圧縮技術はSONYの方が断然上。(画質を落として録画した際の映像の見やすさがかなり違う)
そして、当然あるだろうという機能がなかったりもする。
さらに過去番組を再生中に勝手にジャンプしたりするバグがあるし、毎日一時間設定されているメンテナンス中は録画ができないという制約もある。
タイムシフト録画したものを通常録画領域に移動するためには最速でも実録時間の半分がかかる。
一番致命的なのは編集機能がしょぼいということ。
前機種では編集自体ができなかったので進歩はしているが、編集機能を多様する人には全くもって不向き。
ちなみに私は編集機能ハードユーザーなので、編集する番組についてはブラビアで録画し、編集せずにまるごと保存する番組もしくは視聴だけする番組はレグザ、というように使い分けている。

結論。
保存も編集もせず視聴だけするTV好きな人にとっては夢のようにすばらしいレコーダーだと思う。
編集を多用する人は2台所有して使い分けるのが正解。