いちごがしっかりするのはいつだ(いちご中1・みるく小5)

天気予報は昼過ぎににわか雨。
折りたたみ傘を持っていくよういちごみるくに伝えたところ、二人とも「(鞄に)入ってるから大丈夫」と返事。
にもかかわらずみるくは何を思ったのか折りたたみではない黒い傘をさして登校。
外は良いお天気。
「なんであいつ傘さしてんの?」とパパが不思議そうに見ている。
おそらく日傘のつもりなのでしょう。
さて、数時間後。
家庭訪問週間によりお昼過ぎにまずみるくが帰宅。
この時点ではまだ雨は降っていなかった。
みるく帰宅後に急に空が暗くなり雷鳴がとどろきはじめた。
くるな・・・と思っているうちにざーっとすごい勢いで雨が降ってきた。
いちごは雨の中を帰ってくることになるだろうなと気の毒に思っていたら、
ほどなくしていちごがびしょぬれ状態で帰宅。
あれ?
傘は?
「鞄に入ってると思ってたのに入ってなかった・・・。
途中までは友達の傘に入れてもらってきたんだけど。」といちご。
朝確認すればよかったのに。
でもおかしいな。
確か鞄に入っていたはず。
制服を着替えたいちごが鞄の中を確認したところ、「あ・・・。こっちのポケットに入ってた・・・。」という。
おいおい。
もうちょっとしっかりしましょうよ、中学生さん。
「3時までは家庭学習時間だから、そのあとでもう一回学校に戻るの。部活の日だから。」といちご。
へー。
その後いちごは3時に家を出て再登校。
「家の鍵持った?」と念のため声をかけると「あ!忘れてた・・・」と言いながらいちごが戻ってきた。
おいおいおい。
また同じ失敗をする気ですか。
しっかりしてくださいよ、中学生さん。
いちごを見送ったあとみるくを教室まで送り、ちょっとだけ用事をすませて家に戻ったらなぜかすでにいちごが帰宅していた。
「今日部活ボード見るの忘れてた。教室行ったら鍵がしまってて誰もいなかった。先生もいないし。今日は部活なかったみたい。」といちごは言う。
おいおいおいおい。
本当にもう少ししっかりしてください。