みるく落語(いちご12歳6ヶ月・みるく10歳6ヶ月)

明日の朝は和食にしたいとそのメニューを考えていたみるく。
「魚とほうれん草のおひたしと・・・」と言っている間に飛行機で聞いた落語を思い出したらしい。
JAL名人会を聞いてたんだけどね。
漫才と落語のセットだったから落語はたった2本しかなかったの。
1本はこの前話した祭りの話で、もうひとつは旅館の話なの。」とみるくが言う。
インドから帰ってすぐにみるくは「おもしろかったから」と父と子が祭りに行く落語を再現してくれたのだ。
今日は旅館の話をしてくれるという。
「古い温泉旅館のおじさんとおばさんがいてね。
近くに新しいホテルができた話を聞いてそのまねをしようとするの。
部屋とか朝食とかね。」
軽い状況説明のあと、おもむろにみるくが語り始めたのは機内で聞いたという落語そのもの。
旅館のおじさんおばんと客の対話形式で(おそらく)かなり完璧に近い状態で再演してくれた。
演技もけっこう堂に入っていて驚かされる。
なぜそんなに細部まで覚えているのか。
脱帽である。
話がおもしろかったこともあり、聞いていて本当に楽しめた。
またぜひみるくの落語を聞かせてほしいものだ。