つけパンひたパン(いちご12歳4ヶ月・みるく10歳4ヶ月)

学校から帰ってきたみるくが「おなかがすいた」という。
「なんか食べたい。でも喉が痛いからつるっと食べれるものがいいな。ラーメンとか。麺類。」と、みるく。
そして「非常食のラーメン食べてもいい?」と続ける。
ふむ。
震災後に用意した非常食はそろそろ入れ替えの時期。
古いものから消費して補充していかねばならないからちょうどいい。
許可するとみるくは「やったー!」と日清麺職人を持ってきた。
いそいそとラーメンの準備をしつつ、みるくが
「今日ね、友達から聞いたんだけどUFOってめちゃめちゃおいしいんだって」
「みんな食べたことあるんだって。すごいおいしいって。」と、熱く語り始めた。
UFOね。
私も子どもの頃、好きだったなあ。
なつかしい。
今度買ってくるよ。
そんなわけでおやつにラーメンを食べたみるくくん。
ぺろりと食べたから夕飯も大丈夫かと思いきや。
「夕飯はのどが痛いから食べたくない」と言う。
そのくせ「食べたくないけどお腹空いた」と言う。
難しいやつだ。
スープくらいにしておく?と聞いたところ「ひたパンしたい」とみるくが言いだした。
CMの影響だろう。
「コーンスープのつぶつぶしていないのがいい」
というので、コーンクリームスープを用意した。
みるくは食パンを軽く焼いて「最初はつけパンにする」といいながらパンをスープにつけてぱくぱく。
「うまーい。二枚目はひたパンにする。」と言いつつ今度はパンをスープにひたしてもぐもぐ。
食べたくないと言っていたのはなんだったのか。
結局みるくは食パン3枚をスープと一緒にぺろり。
しっかり食べられてよかったね。