あこがれのKFC(いちご12歳3ヶ月・みるく10歳3ヶ月)

冬期講習二日目。
あいかわらず私の不調は続いている。
食べると胃がむかむかして気持ち悪くなってしまうのだ。
年末年始で食べ過ぎたせいだろうか。
今日は控えめに胃にやさしいものを少しだけ食べているつもりなのだが、改善されない。
胃薬を飲んだら若干ましになったような気がしたが、その後ぶりかえした。
そんなわけで今日の夕食も食費を渡していちごみるくまかせ。
KFCでもいいよ、と伝えると二人して「やったー!」と大喜び。
ケンタッキーはいちごみるくのあこがれなのだ。
なぜってケンタッキーは高いので連れて行ったことがないからだ。
いちごは「松潤がCMしているポットパイのセットがいい」と言い、
みるくは「それだとチキンが一本しかつかないからチキンが多いセットにしようよ」と言う。
「ポットパイとチキンの二人用のセットだとサイドがないじゃん。ポテトもドリンクもつかないし。」といちご。
「ああー!昨日なくしたマックのポテト券があったら・・・!」と嘆くみるく。
「いちごはドリンクほしい」といちご。
「でもチキンが倍だよ?」とみるく。
双方譲らないので話し合いは平行線のままである。
じゃあ、みるくが自分のお小遣いでいちごにドリンクをおごればいいんじゃないの?
「そうか!お財布みてくる!」と二階にお財布をとりに走るみるく。
「増えてるといいんだけどなー。増えてますように!」と開けてみると、中身は72円。
たりないねえ。
「お年玉は全部ママに渡しちゃったからなあ・・・」と悩むみるく。
かわいそうだから100円足してあげましょう。
「じゃあこのほっとパイの二人用セットね!」と決まったのはよいが。
ほっとパイではなくポットパイですよ。
その後、みるくは「(ラクトの)先生がじゃんけんして買ったらポテトの無料券くれるって言って勝ったの!」と、首尾良くマックのポテトもゲットした模様。
「でもねー。大変だったんだよ。ケンタッキーの袋持ってマック入ると悪いじゃん?だからかくしながら入ったんだけどむずかしくて・・・。」と、うれしそうに語ってきかせてくれた。
いちごもみるくも「ケンタッキーっておいしいね」と満足顔。
確かにおいしい。高いけどね。
「今度いつ食べられるかなあ」とみるくがつぶやく。
また今度、がんばってる時にね、とうっかり返事をしたら
「じゃあ英検受かったらいい?」と速攻でみるくが聞いてきた。
いいけど、次は3級だよ?
「だって今から勉強したらたぶん合格できるでしょ!」とみるく。
そんなに食べたいのか・・・。
次の英検はすでに締め切り済みだからその次なら申し込みしてあげようか?
「うん!受ける!」とみるく。
さてさて。
ケンタッキーパワーで合格できるかな?

おまけ
みるくはお財布にへびのお守りを入れており、これを入れておけばお金が増えると信じている。
事実、50円ほど増えていたことがあるそうだ。